2008年 01月 05日
第3回鉄道わくわくフリーマーケット+α |
新年最初の鉄活動はおととしに1度行った大阪ビジネスパークの円形ホールで行われる鉄道関連フリーマーケットに行くことにした。前行ったときはいちおう収穫(近鉄アーバンライナー更新前の電光式号車表示)はあったが、なんかいまいちやな…との印象と風邪引いてエライ目にあった記憶が残っている。で、なのに今回行くことにしたのかというと…まあ、なんとなくという大して理由もない感じなのだが(笑)。
そんな感じだったので部品イベントでよくやる「初発出撃」もせず、やや遅めに出発した。…つっても遠いので結局は朝7時前には出たのだが。変化球をつけようと新快速を降り、尼崎でJR東西線へ乗り継いでみたのだが、乗り換えのため階段を上っていると電車は出て行ってしまい、8分ほど待つことになってしまった。…そりゃ、数えるほどしか走ってないエリアに住んではいるから、短い待ち時間ではあるけれど、この8分はなんか長く感じた。結局京橋には9時過ぎになってしまった。
なんとなく覚えていた円形ホールへの道順に沿って歩く。第1回は会場前にEF58の顔やらラーメン(なんかその後ほどなく店たたんで業態変更したらしいね)があったのだが、今回はミニSLの体験乗車があるだけ。待っている人も50人もいっていないぐらいであった。もう3回目だし、なんとなくみんなそんなにすごいのはない、というのもわかっているんだろう。人が増えてきたのは30分くらい前になってからであった。第1回よりも値上がりした900円の当日券(前売りは100円だけ安かったのだが、買おうとローソンへ行ったらシステム更新か何かで長期休止だった(泣))を購入し、10時の開場を待つ。
10時に開くが、行儀がいいのかやる気がないのか先頭はまったりと進んでいった。このイベント、「フリーマーケット」とは名がついているが、一般のフリーマーケットとは違い、大半は業者出展である。なので宝があってもみんな値段は強気も強気。純粋な鉄道会社の出展は今回近鉄だけで五位堂イベントと同じような部品を少量販売していただけ。
さて、そんなフリマだが、売っているものは部品から写真から模型から本からグッズからと幅が広く、かつバラバラなのでなかなか頭の中で収拾がつかない。おまけに始まってみたら、こんなに並んでなかったぞというくらいの大混雑であった。
部品に関してはどうせ強気の値段設定ばかりなのでハナから当てにしていなかった。一方、模型に関してはひょっとしたらいいのないかな…とは思っていた。で、回ってみると、ものすごい人だかりが出来ているブースがあった。名前も出してない模型屋と思しきブースだったのだが、大量のディーゼルカーの塗り替えジャンク品をボックスの中にごじゃまぜに入れていて、それをみんな漁りまくっていた。なかにはたしかにわずかに色が乱れただけの初代広島急行色や「たかやま」色のキハ58があったりして思わず「ん…」と考えたりもしたのだが、これ、車番やJRマークが入っていない。特殊な塗装なので簡単にそれにあったインレタがあるとは思えず(特に今JRマークのインレタは権利関係の事情で新規に売られていない)パスにした。(…これらはトミックスから製品として出ている。初代広島急行色は売れ残りで模型屋の片隅に結構置いてる気がする)
その側にケースに入った車両セットがいくつか置いてあった。今はなき205系の京阪神緩行線版があったりしてこれまた「ん…?」となったものの、ほかに半値以下の7000円でとある客車セットがあった。実はこれ、優先順位としては低かったが前々から「欲しいな…」と思ってはいたものだった。値段が値段だし「中古ですよね?」と聞いたが、「新品ですよ」と聞いて心がグラグラグラっ。紙の車両ケースが若干剥げていたのだが、たしかに中身はきれい。…お買い上げ。なぜかオマケでリンゴを1個くれた(笑)。
で、買ったのがコレ。
KATOの「12系+20系 急行ちくま基本8両編成セット」である。1年と少し前に出たやつだったのだが、たしかによく店頭在庫で見る商品だなとは思っていた。国鉄後期の特徴的な編成であり、私が小中学生くらいの頃の古いブルートレインの図鑑本にはおまけ的にこの20系+12系の夜行急行が紹介されていた。2枚目の写真のような明らかに違う2種の車両が連結する姿というのは図鑑にもよく出ていたアングルである。私は20系を若干は写真に残していたほか、臨時の寝台特急「明星」や寝台急行「霧島」などでよく目にしていたこともあり、結構興味は持っていて、模型で揃えたいという気持ちもあった。ただ、今は基本的にセット売りの時代なのでなかなか思い通りに行かないのが残念だが。で、 こうやってDD51(10年以上前に買った奴、ひさびさに出した(笑))と組んで12系4両+20系3両にすると米子~博多間の夜行急行「さんべ5・6号」になる(これは上り6号の浜田~米子間だけで、他の区間では荷物車や郵便車もついていたそうだ。「jtrain」27号より)。ま、12系には「大ミハ」なんて所属標記がついてしまってるし、このDD51だって当時わけもわからず「DD51 791」なんてナンバープレートを付けているし(ユーロライナー塗色車だ、まあ「さんべ」の頃はこの色だろうが)、厳密に言うとアレだが、まあシール関係はその方向でドレスアップしていこうかなと思う。そもそもJR沿線民、JRだって模型で揃えたいネタはあります…。
さて、後はというと古本屋のブースで昭和53~54年に阪急が配ったと思しき鉄道を中心とした紹介と自社の鉄道関係車内広告をまとめた小冊子を購入した。まあたぶん当時は配布していたようなやつだったんだろうが、購入した。中身は結構充実していたので納得しているが。
そんなこんなで2時間近く、人手は多くて熱気でむんむんしていた場内を抜けた。さて、これからは…というと、せっかく京橋にいるのでちょっとだけ京阪を撮りに行くことにした。だいぶ前にも記事にしていたが、区間急行を抑えておこうと思い、以前京阪の撮影の際に使った2面4線の森小路へと向かう。普通は別として、区間急行は5両編成と7両編成が中心で車種が豊富、上りの行き先はありふれた淀屋橋ではなく天満橋なので、ちょっと私の撮影欲をかきたてる存在なのである。…とはいうものの10分に1本なので結構短期間にポコポコ来る。車両も一番顔のバラエティー豊富な2600系中心。おもしろい、おもしろい…のだが、割りに早くじゃあそろそろこの辺で…と切り上げてしまった。短間隔で来るもの全部ネタというのも案外満足するのが早い気がする。 2600系区間急行
で、記事にはしてないことも多いのだが、最近大阪に行くとほぼ確実に堺筋線に乗って恵美須町へ行くようになった。日本橋界隈の鉄道模型屋によく足を運んでしまうのだ。「ジョーシン スーパーキッズランド本店」→「ポポンデッタ 大阪日本橋店」→「グリーンマックス ザ ストアー パーツプロショップ大阪日本橋店」という流れが思いっきり出来てしまっている。実際買うのはこまごました塗料やパーツなのでそんな豪快な買い物はしないのだが、でもなんだか眺めてるだけでも楽しかったりする。…模型を再開した去年の後半から鉄活動の質がずいぶん変わったなと自分でも思う。実際撮り鉄したのは去年11月以来だし…。
最後は梅田に戻って「阪神百貨店のいかやき食べて、阪神梅田駅改札前のミックスジュースで〆る」なんてこともやり、鉄活動初日を終えたのだった。
そんな感じだったので部品イベントでよくやる「初発出撃」もせず、やや遅めに出発した。…つっても遠いので結局は朝7時前には出たのだが。変化球をつけようと新快速を降り、尼崎でJR東西線へ乗り継いでみたのだが、乗り換えのため階段を上っていると電車は出て行ってしまい、8分ほど待つことになってしまった。…そりゃ、数えるほどしか走ってないエリアに住んではいるから、短い待ち時間ではあるけれど、この8分はなんか長く感じた。結局京橋には9時過ぎになってしまった。
なんとなく覚えていた円形ホールへの道順に沿って歩く。第1回は会場前にEF58の顔やらラーメン(なんかその後ほどなく店たたんで業態変更したらしいね)があったのだが、今回はミニSLの体験乗車があるだけ。待っている人も50人もいっていないぐらいであった。もう3回目だし、なんとなくみんなそんなにすごいのはない、というのもわかっているんだろう。人が増えてきたのは30分くらい前になってからであった。第1回よりも値上がりした900円の当日券(前売りは100円だけ安かったのだが、買おうとローソンへ行ったらシステム更新か何かで長期休止だった(泣))を購入し、10時の開場を待つ。
10時に開くが、行儀がいいのかやる気がないのか先頭はまったりと進んでいった。このイベント、「フリーマーケット」とは名がついているが、一般のフリーマーケットとは違い、大半は業者出展である。なので宝があってもみんな値段は強気も強気。純粋な鉄道会社の出展は今回近鉄だけで五位堂イベントと同じような部品を少量販売していただけ。
さて、そんなフリマだが、売っているものは部品から写真から模型から本からグッズからと幅が広く、かつバラバラなのでなかなか頭の中で収拾がつかない。おまけに始まってみたら、こんなに並んでなかったぞというくらいの大混雑であった。
部品に関してはどうせ強気の値段設定ばかりなのでハナから当てにしていなかった。一方、模型に関してはひょっとしたらいいのないかな…とは思っていた。で、回ってみると、ものすごい人だかりが出来ているブースがあった。名前も出してない模型屋と思しきブースだったのだが、大量のディーゼルカーの塗り替えジャンク品をボックスの中にごじゃまぜに入れていて、それをみんな漁りまくっていた。なかにはたしかにわずかに色が乱れただけの初代広島急行色や「たかやま」色のキハ58があったりして思わず「ん…」と考えたりもしたのだが、これ、車番やJRマークが入っていない。特殊な塗装なので簡単にそれにあったインレタがあるとは思えず(特に今JRマークのインレタは権利関係の事情で新規に売られていない)パスにした。(…これらはトミックスから製品として出ている。初代広島急行色は売れ残りで模型屋の片隅に結構置いてる気がする)
その側にケースに入った車両セットがいくつか置いてあった。今はなき205系の京阪神緩行線版があったりしてこれまた「ん…?」となったものの、ほかに半値以下の7000円でとある客車セットがあった。実はこれ、優先順位としては低かったが前々から「欲しいな…」と思ってはいたものだった。値段が値段だし「中古ですよね?」と聞いたが、「新品ですよ」と聞いて心がグラグラグラっ。紙の車両ケースが若干剥げていたのだが、たしかに中身はきれい。…お買い上げ。なぜかオマケでリンゴを1個くれた(笑)。
で、買ったのがコレ。
さて、後はというと古本屋のブースで昭和53~54年に阪急が配ったと思しき鉄道を中心とした紹介と自社の鉄道関係車内広告をまとめた小冊子を購入した。まあたぶん当時は配布していたようなやつだったんだろうが、購入した。中身は結構充実していたので納得しているが。
そんなこんなで2時間近く、人手は多くて熱気でむんむんしていた場内を抜けた。さて、これからは…というと、せっかく京橋にいるのでちょっとだけ京阪を撮りに行くことにした。だいぶ前にも記事にしていたが、区間急行を抑えておこうと思い、以前京阪の撮影の際に使った2面4線の森小路へと向かう。普通は別として、区間急行は5両編成と7両編成が中心で車種が豊富、上りの行き先はありふれた淀屋橋ではなく天満橋なので、ちょっと私の撮影欲をかきたてる存在なのである。…とはいうものの10分に1本なので結構短期間にポコポコ来る。車両も一番顔のバラエティー豊富な2600系中心。おもしろい、おもしろい…のだが、割りに早くじゃあそろそろこの辺で…と切り上げてしまった。短間隔で来るもの全部ネタというのも案外満足するのが早い気がする。
で、記事にはしてないことも多いのだが、最近大阪に行くとほぼ確実に堺筋線に乗って恵美須町へ行くようになった。日本橋界隈の鉄道模型屋によく足を運んでしまうのだ。「ジョーシン スーパーキッズランド本店」→「ポポンデッタ 大阪日本橋店」→「グリーンマックス ザ ストアー パーツプロショップ大阪日本橋店」という流れが思いっきり出来てしまっている。実際買うのはこまごました塗料やパーツなのでそんな豪快な買い物はしないのだが、でもなんだか眺めてるだけでも楽しかったりする。…模型を再開した去年の後半から鉄活動の質がずいぶん変わったなと自分でも思う。実際撮り鉄したのは去年11月以来だし…。
最後は梅田に戻って「阪神百貨店のいかやき食べて、阪神梅田駅改札前のミックスジュースで〆る」なんてこともやり、鉄活動初日を終えたのだった。
by tetsuradiq
| 2008-01-05 22:59
| イベント