5300できた |
例によって素組みなので取り立てて特徴というのもないが、5300系(5700系もだが)の特徴の一つにコマ数の少ない方向幕というのがある。登場時は本線急行向けという位置づけで登場したこともあってか、他形式と違って、この形式の側面方向幕は20コマだけしか入っていない(前面は他形式と同じコマ数が入っている)。2扉クロスだし本線を中心に優等列車しか使わないだろうという意図でもあったのかもしれないが、名鉄に限ってそんなことはなく、近年は三河線直通の急行など支線へ向かう系統への運用が主流になると、コマに入っていない運用に就くことの方が多くなってしまい、方向幕の行き先が空白になる状況が多発。ということで、模型もそれを再現しておいた。方向幕の枠内をあらかじめ青(GMの小田急ブルー)で塗って、キット付属のステッカーの種別部分だけを貼って再現している。
さて、前面の種別行先幕は「急|大野町」である(当然側面に「大野町」は入っていない)。空港線開業時のダイヤ改正で消滅した私が名鉄遠征すると必ず抑えてきた平日1本だけのレアものとした。…ただ、この列車は私が追っていた頃は常に「P6」(パノラマカー6両編成)運用で「SR2」の5300系どころか、もちろん2両単独でなんて入っていなかった。じゃあこれはありえないのかと言うとさにあらず。…私が何を再現したいのか、完成までにはまだ1手間、2手間かかるのですよ…。